石川の星稜が練習再開 主将「代替大会で優勝目指す」

全体練習を再開し、ノックを受ける星稜の部員=金沢市

 中止となった今春の選抜高校野球大会に出場予定だった星稜(石川)は8日、金沢市内の同校グラウンドで約2カ月ぶりに全体練習を行い、林和成監督は「思い切り楽しんでほしい」と練習再開を喜んだ。

 今夏も甲子園大会と出場権を懸けた地方大会が中止となったが、内山壮真主将は「みんなでもう一度野球ができ、うれしい気持ちでいっぱい。感謝の気持ちを忘れず、県独自の代替大会では優勝を目指したい」と意欲を見せた。

 星稜は4月7日の練習を最後に、部員は監督と連絡を取りながら、自主練習してきた。この日は約70人が約2時間、守備や打撃で汗を流した。感染予防にも取り組んだ。


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