将棋の藤井、最年少挑戦なるか 棋聖戦、永瀬二冠と決戦

棋聖戦挑戦者決定戦で対局する藤井聡太七段=4日午前、東京都渋谷区の将棋会館(日本将棋連盟提供)

 将棋の最年少タイトル挑戦を目指す藤井聡太七段(17)と永瀬拓矢二冠(27)が対戦する第91期棋聖戦挑戦者決定戦は4日、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。藤井七段が勝てば、17歳10カ月20日の新記録を樹立する。

 これまでの最年少挑戦は1989年、屋敷伸之九段(48)が棋聖戦で達成した17歳10カ月24日。2016年10月のプロ入り以来、最多29連勝など数々の金字塔を打ち立てた高校生棋士が快挙達成に挑む。

 対局は持ち時間各4時間で、4日夜には終局する予定。勝者は8日に開幕する5番勝負に出場、棋王、王将と合わせて三冠を持つ渡辺明棋聖(36)と対戦する。


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