学生時代が一番不安だった 「東京―」の竹財輝之助

ビデオ会議アプリ「Zoom」を使ったトークイベントに登場した竹財輝之助

 東京で暮らす男性の大学生から40代までの20年間を描いた連続ドラマ「東京男子図鑑」(全10回)に主演する俳優の竹財輝之助が、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使ったオンラインでのトークイベントに登場した。

 「実年齢は40歳なので学生時代(の演技)が一番不安だった。どこまでテンションを上げればいいのか」と竹財。撮影で大学のキャンパスを訪れた際、授業を待つ現役の学生たちの姿を参考にしたそうで「貴重な経験をさせてもらいました」と笑顔で語った。

 今作は、月刊誌「東京カレンダー」のウェブ向け小説を実写化したドラマ「東京女子図鑑」の男子版。主人公・翔太(竹財)が、東京を舞台に金と仕事、恋愛に奮闘しながら、年齢を重ねていく物語だ。

 熊本県出身の竹財は、自身の上京エピソードも披露。モデルとして俳優の伊勢谷友介と同じ雑誌に登場したかったのが動機だったという。「東京に行けばなんとかなるだろうという根拠のない自信があった。今じゃ恐ろしくてできない」

 ドラマにちなみ、自身が抱く野望について問われると、竹財は「この作品を全世界の人に見てもらうことですね」と期待。「後半戦もいろんな男子、女子が出てきます。どこか共感できるものがあると思うので、引き続き見てください」と呼び掛けた。

 関西テレビで毎週金曜午前0時25分から放送。放送翌日から「カンテレドーガ」「TVer(ティーバー)」などで配信している。


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