藤井聡太七段、53日ぶり対局 最年少タイトル挑戦を目指す

対局の開始を待つ藤井聡太七段=2日午前、東京都渋谷区の将棋会館(日本将棋連盟提供)

 将棋の藤井聡太七段(17)は第91期棋聖戦本戦準決勝で佐藤天彦九段(32)と対戦、4月10日以来53日ぶりとなる対局が2日、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。休止していた遠距離移動を伴う対局は1日から再開、高校生プロが最年少タイトル挑戦を目指す。

 愛知県在住の藤井七段は休止期間中、東京と大阪にある将棋会館で対局できずにいた。最年少挑戦の可能性が唯一残るのは棋聖戦。挑戦権獲得まで、あと2勝に迫っている。

 最年少記録は屋敷伸之九段の17歳10カ月24日。7月19日に18歳となる藤井七段が、6月8日に開幕の棋聖戦に出場すれば17歳10カ月20日の新記録となる。


  • LINEで送る