阪神の西勇輝、大役へ視界良好 紅白戦で2回2安打無失点

阪神の紅白戦で好投した西勇=甲子園(代表撮影)

 阪神の開幕投手に指名されている西勇輝投手が29日、甲子園球場で行われた紅白戦に先発し、2回2安打無失点と好投した。「緊張感を持ちながら対戦できた。変化球や真っすぐは、あと2、3試合投げる中で詰めていきたい」と話し、オリックス時代の2018年以来で2度目の大役へ、視界は良好のようだ。

 一回はいずれも内野ゴロで三者凡退。二回は2安打で1死一、二塁のピンチを招いたものの、梅野隆太郎捕手を142キロの速球で三ゴロ併殺に仕留めて脱した。それでも「一球一球の確認が甘かった。今は悪いところを探してつぶす時期」と満足はしていない。


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