今こそ見てほしい作品 「ケアニン」の戸塚純貴

映画「ケアニン こころに咲く花」主演の戸塚純貴

 若い介護福祉士の成長を描いた映画「ケアニン こころに咲く花」主演の戸塚純貴が、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使ったオンラインでのトークイベントに登場した。戸塚は「こういう時だからこそ、見てほしい作品だと心から思う」とPRした。

 映画は2017年に公開された「ケアニン あなたでよかった」の続編。戸塚演じる主人公が小規模施設から大型の特別養護老人ホームに転職し、自分の理想と現実の違いに葛藤する。

 イベントで戸塚は介護業界の“次世代リーダー”3人と対談。今作の撮影前、その中の1人が運営する施設を見学した戸塚は「職員さんが明るくて、エネルギッシュだった。そういう活気ある雰囲気や笑顔で支え合っていく様子を、映画でつくらなきゃいけないと感じた」と話した。

 理想の介護について熱く語る3人に、戸塚は「介護や医療、福祉の最前線で闘っている人はシンプルにかっこいい。介護に携わる仕事をしてみようかなと思う若い人が増えてほしい」とエールを送った。

 前作は公開終了後、約1300回の自主上映会が開かれた。今作も秋ごろから上映会を解禁する予定だという。公開の最新情報は公式ホームページで。


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