川内原発2号機が停止、鹿児島 テロ対策遅れ、全国2例目

九州電力川内原発2号機(手前)。奥は1号機=鹿児島県薩摩川内市

 九州電力は20日、川内原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉の停止作業を始めた。同日午後に停止。テロ対策で設置が義務付けられた「特定重大事故等対処施設」(特重施設)の完成が期限の21日に間に合わないため。特重施設の完成遅れによる原発停止は3月に運転を止めた川内1号機に続いて全国2例目。

 冷温停止状態には21日夜に到達予定。その後は特重施設建設と定期検査を同時に進め、来年1月26日の発電再開を目指す。2基ある川内原発は両方が停止し、九電は不足する電力は火力発電で補うため、電力供給に支障がないと説明する。追加の燃料費は約250億円を見込む。


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