鹿児島国体、今秋の開催は困難 延期も含め代替案を模索

2019年9月に茨城県笠松運動公園陸上競技場で行われた茨城国体の総合開会式

 鹿児島県で10月に開催予定の第75回国民体育大会がコロナの影響で今秋の開催が困難な情勢となっていることが19日、関係者への取材で分かった。延期の可能性も含めて代替案を模索しており、関係機関が今後検討を本格化させる見通しだ。

 国体は日本スポーツ協会と開催都道府県、文部科学省が共催する国内最大の総合スポーツ大会。鹿児島県の三反園訓知事は15日に日本スポ協の伊藤雅俊会長、18日にスポーツ庁の鈴木大地長官とオンラインで会談。県の緊急事態宣言は解除されたが、全国からの移動や宿泊には感染のリスクが伴う。第2波への懸念もあり、選手らの安全面からも開催はハードルが高い。


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