窮状厳しさ増すエンタメ界 緊急事態宣言の延長で

 緊急事態宣言が今月末まで延長される見通しとなり、興行ができないエンターテインメント業界の窮状は厳しさを増す。

 名古屋市のミニシアター「シネマスコーレ」の坪井篤史副支配人は「5月末以降に(クラウドファンディングの)『ミニシアター・エイド基金』から支援金が入る見通しだが、延長で5月も映画館を開けられない。この空白の1カ月をどう乗り切ればいいのか」と苦悩する。

 ドリンク代を前払いする形でライブハウスを支援する全国プロジェクトを立ち上げたバンド「MASH BROWN」の小田翔武さんは「年単位で営業停止が続くと想定して動いていた」と冷静に受け止める。


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