御嶽海は基礎中心、「上目指す」 関脇復帰、夏場所へ準備

重りを持って下半身を鍛える御嶽海=東京都墨田区

 大相撲で3場所ぶりに関脇へ復帰した御嶽海が1日、夏場所(24日初日・両国国技館)へ向けた稽古の様子などについて、報道陣からの質問に日本相撲協会を通じて回答し「基礎運動を中心にじっくり鍛えられています」とコメントした。

 大関候補の期待に応えられず、昨年九州場所で負け越して17場所連続で維持した三役から転落した。ただ今年3月の春場所では10勝し、復活の兆し。1日は東京都墨田区の出羽海部屋で30キロの重りを持って下半身を鍛えるなどし「三役から落ちることなく上を目指したい」と意欲を口にした。

 夏場所開催は不透明だが「皆さんに元気な相撲を届けたい」と準備を進める。


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