五輪ボランティア来夏の活動は? 採用は継続、参加困難も

 東京五輪・パラリンピックは約8万人の大会ボランティアが運営を支える。来年夏に延期しても採用は全員継続される方針だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でスケジュールは不透明。仕事や就職活動を理由に参加できないケースもありそうだ。識者は「応募者のマッチングと研修を短期間で実現できるかどうかが課題」としている。

 選手村や競技会場で活動するボランティアは、大会組織委員会の目標8万人に対し20万人超が応募した。昨年10月に採用予定者への研修がスタート。今年3月には担当する会場や役割を通知したばかりだが、新型コロナウイルスの感染拡大で、動きは止まったままだ。


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