新大関朝乃山「番付見て実感」 看板力士の自覚

大相撲夏場所を新大関で迎える朝乃山(日本相撲協会提供)

 大相撲夏場所を新大関として迎える朝乃山は27日、報道陣の電話取材に応じ「一つの目標としてきた大関を達成できた。番付を見てまた実感した。もっと引っ張っていきたい気持ちにもなったし、相撲界を盛り上げていきたい」と看板力士の自覚をにじませた。

 昇進伝達式から約1カ月。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ぶつかり稽古など接触のある稽古が自粛の状況で、四股をはじめとする基本運動に励んでいる。体調に問題はないとし「自分だけではなく、力士みんなが我慢してやっている」と冷静に話した。


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