全柔連、代表の審議は5月に延期 コロナ集団感染で

 全日本柔道連盟(全柔連)は13日、東京都文京区の講道館内の事務局で勤務する役職員による新型コロナウイルスの集団感染を受け、東京五輪代表選手の処遇や唯一代表が決まっていない男子66キロ級の選考方式を審議する15日の常務理事会を5月7日以降に延期すると発表した。

 当初はインターネット会議の形式で実施する方針だった。これに伴い、常務理事会後の書面決議による臨時理事会も先送りされた。代表選考問題の結論がさらに遅れる。

 全柔連では4日に最初の感染者が判明し、12日時点で役職員26人に発熱などの症状が出た。陽性確認は中里壮也専務理事ら12人と多数だ。


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