新型人工心肺、治験開始 小型軽量、長期使用も

国立循環器病研究センターの開発者が手にする新型の人工心肺装置と従来型のもの(左)=10日午後、大阪府吹田市

 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は10日、新型コロナウイルスによる重症肺炎患者の救命にも活用される人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を小型、軽量化した新型を開発し、医療機器としての実用化を目指した臨床試験(治験)を始めると発表した。

 持ち運べるため緊急時に使いやすくなるほか、血栓ができにくく、長く使えるのも特長。福嶌教偉移植医療部長は「将来はドクターヘリに搭載するような使い方も目指したい」と話した。3〜4年での実用化を目指す。

 エクモは、血液を管で体外に引き出し、酸素を供給した上でポンプで体内に戻す機器。


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