2020年4月8日 17:55 | 無料公開
京都市内の工場で公開された、浅草寺雷門の新しい大ちょうちんの仕上げ作業=8日午後
東京・浅草のシンボル、浅草寺雷門の新しい大ちょうちんを制作する京都市内の工場で8日、仕上げの作業が公開され、職人が特別に配合した絵の具を塗り重ねた。17日に雷門につるし、新調される予定。
ちょうちんは高さ3・9メートル、直径3・3メートル、重さ約700キロで、老舗「高橋提燈」(京都市下京区)が昨年12月から制作。福井県の手すき和紙や京都府亀岡市の竹を材料に使用した。
現在のちょうちんも2013年に同社が作ったもので、高橋康二会長(86)は「新しいちょうちんが出来上がることで人々の心に明かりがともり、少しでも明るい気持ちになってほしい」と話した。