IOC、東京五輪会場確保に自信 追加費用負担は後ろ向き

昨年12月、ローザンヌで記者会見したIOCのデュビ五輪統括部長(左)とマコネル競技部長(共同)

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のデュビ五輪統括部長は2日、電話記者会見を行い、新型コロナウイルス感染拡大を受けた東京五輪の1年延期で懸案となる会場確保について「交渉は必要だが、非常に自信を持つことができる」と述べた。

 重量挙げ会場の東京国際フォーラムや、報道陣が拠点を置く東京ビッグサイトは来年の先約が入っているが、同部長は「(各会場は)五輪の開催を光栄に思っていた。交渉は良い方向に向かう見込みだ」と楽観視した。

 五輪延期で生じる追加費用の負担や、コスト削減につながるIOC関係者の利用ホテルの格下げといった対応策には後ろ向きだった。


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