2020年3月27日 23:17 | 無料公開
【モスクワ共同】世界反ドーピング機関(WADA)がロシアの不正を認定して同国選手団を東京五輪・パラリンピックなど主要国際大会から4年間除外した昨年12月の処分を巡り、決定を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴したロシアとの係争で裁定の参考となる聴聞会が6月8〜15日に行われることが27日、分かった。
提訴したロシア反ドーピング機関(RUSADA)監督委員会のイブレフ委員長がインタファクス通信に語った。
CASは5月以降に開催する見通しを明らかにしていた。CASによると新型コロナウイルスの感染拡大や東京五輪の開幕延期は裁定に影響しないという。