卓球、東京五輪代表は変更せず 延期で日本協会強化本部長

卓球の東京五輪代表に決まり、笑顔でポーズをとる張本智和(左)と石川佳純=1月

 日本卓球協会の宮崎義仁強化本部長は25日、1年程度の延期が決まった東京五輪の日本代表に関して、ことし1月に決定した男女各3人から変更しない考えを明らかにした。強化本部で方針を固め、28日の理事会で報告する。

 卓球は1月発表の世界ランキングで、男子の張本智和と丹羽孝希、女子の伊藤美誠と石川佳純がシングルスの代表に決定。団体メンバーとなる3人目も世界ランクや実績を考慮し、男子は水谷隼、女子は平野美宇に決まった。

 延期を受けて、選手も談話を発表。張本は「課題がまだまだあると焦っていた。準備の時間ができたと前向きに捉えたい」とコメントした。


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