五輪延期、選手に安堵や不安交錯 テニスの錦織、マラソン中村ら

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で24日に東京五輪・パラリンピックの1年程度の延期が決まったことを受け、仕切り直しとなる日本選手の声には、中止が回避された安堵や今後への不安などさまざまな思いがにじんだ。

 男子テニスで右肘故障からの復帰を目指す錦織圭選手(日清食品)は自身の公式アプリで映像を公開し「少し安心した。キャンセル(中止)でなかったのと、延期したのはどの選手にも良かった」と述べた。

 五輪男子マラソン代表の中村匠吾選手は25日に談話を発表。「MGCというプロセスを経て勝ち取った代表であり、ぜひ維持していただきたい」と代表資格の保全を求めた。


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