キプチョゲ選手「賢明な決定」 金メダリストら延期に理解

 感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響で東京五輪の延期が決まったことに、海外の五輪王者たちも理解を示した。陸上男子マラソンの世界記録保持者でリオデジャネイロ五輪金メダルのエリウド・キプチョゲ(ケニア)は「2021年に延期するというのは、とても賢明な決定だ」とツイッターにつづった。

 柔道男子100キロ超級で五輪3連覇を目指すテディ・リネール(フランス)はフランス紙フィガロ(電子版)に「この夏のために準備してきた。五輪選手にとって4年でも既に長い。なのに5年…」と調整の難しさを吐露。同時に「大事なのは、命があり、このウイルスを撲滅すること」と述べた。


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