東京パラリンピックも延期で合意 IPC会長「断然正しい」

 【ジュネーブ共同】国際パラリンピック委員会(IPC)は24日、新型コロナウイルスの感染拡大により、東京パラリンピックを1年程度延期することに合意した。五輪後の8月25日に開幕予定だった大会には、過去最多だった2012年ロンドン大会の164を上回る国・地域の参加が見込まれていた。

 国際オリンピック委員会(IOC)と歩調を合わせてきたIPCのパーソンズ会長は、延期の判断を「断然正しい。このパンデミック(世界的大流行)の中でスポーツイベント開催は不可能だ」と評価する声明を発表。「今最も大事なのはスポーツではなく、人命を守ることだ」とした。


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