独メダリスト「21年開催賛成」 やり投げでリオ五輪金のレーラー

 【ベルリン共同】延期の公算が高まっている東京五輪について、ドイツ公共放送ARDは23日までに通常開催に反対する五輪メダリストの声を紹介した。リオデジャネイロ五輪で陸上男子やり投げ金メダルのトーマス・レーラー(ドイツ)は「2021年の開催に賛成。今秋にどういう状況かは誰も分からない」と年内延期ではなく、1年の延期を主張した。

 馬術で合計6個の金メダルを獲得している女子選手のイザベル・ウェルト(ドイツ)も「7月に東京で五輪を開催することは不可能だ」と述べ、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な状況では通常開催は難しいとの認識を示した。


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