IOC結論先送りに選手から非難 「無責任」「意味不明」

聖火引き継ぎ式で最終走者を務めたエカテリニ・ステファニディ(中央)=19日、アテネ(AP=共同)

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)が22日に東京五輪の延期を含めて4週間以内に結論を出すと発表したことを受け、厳しい練習環境に置かれる選手から、最終判断を先送りしたIOCに対し「無責任」「意味不明」と非難する声が相次いだ。

 アテネで行われた東京五輪の聖火引き継ぎ式で最終走者を務めた陸上女子棒高跳び五輪金メダリストのエカテリニ・ステファニディ(ギリシャ)は、新型コロナウイルスの感染拡大を不安視して「周囲の人を危険にさらしながら練習し続けなければいけない。意味不明だ。延期は不可避に思える。なぜ待つの」とツイッターにつづった。


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