東京五輪の聖火輸送機がアテネへ 20日に宮城・松島基地到着

 東京五輪の聖火をギリシャから日本へ運ぶ特別輸送機「TOKYO2020号」が18日、羽田空港から出発した。古代五輪の舞台、ギリシャ西部のオリンピア遺跡で採火した聖火を首都アテネでのせ、20日に宮城県の航空自衛隊松島基地に到着する見込みだ。

 新型コロナの影響で、大会組織委員会は、アテネで開かれる聖火引き継ぎ式に日本からの参加見送りを決定。羽田空港で予定されていた、ともに五輪3連覇の柔道男子の野村忠宏さんとレスリング女子の吉田沙保里さんが出席するセレモニーも取りやめになった。

 聖火空輸は、航空会社にとって五輪開催の花形任務で、日航と全日空が共同で担当する。


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