大相撲春巡業、取りやめへ 新型コロナ、来年以降に

 大相撲春場所(8日初日・エディオンアリーナ大阪)後に実施予定の春巡業が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開催されないことが5日、関係者の話で分かった。取りやめとなった巡業は来年以降の実施を目指す。日本相撲協会は春場所を史上初の無観客で開催することを決めている。

 春巡業は29日の三重・伊勢神宮を皮切りに、関西や東海地方などを回って4月26日の千葉県成田市まで26日間のスケジュールが組まれていた。

 来年の日程調整で春巡業の予定とぶつかるなど開催スケジュールが合わない場合は、来夏以降の実施を視野に入れながら、各地の勧進元と相撲協会が協議を進めていくという。


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