休場明け白鵬、好調示す 出稽古で正代らと19勝1敗

大阪市の時津風部屋宿舎に出稽古し、汗を流す横綱白鵬(代表撮影)

 大相撲春場所(8日初日・エディオンアリーナ大阪)で44度目の優勝を目指す横綱白鵬は4日、大阪市東成区の時津風部屋に出稽古し、関脇正代らと20番取って、19勝1敗と鋭い攻めで圧倒した。好調ぶりを示し「(先場所は右足蜂窩織炎などで途中休場し)関取衆との稽古は、けがをしてから初めてかな」と落ち着いた様子で話した。

 近年はけがが増えて「体全体にどこかしら痛みがある。私だけじゃなくてみんなそう。一つ一つという感じですかね」と語った。春場所中の11日には35歳の誕生日を迎える。アスリートとして高齢にも思えるが「全くそんな感じはしないね」と気力十分だった。


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