無観客場所、協会が師匠に説明 外出控え、発熱したら休場へ

 日本相撲協会は2日、大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で部屋持ちの親方衆を集めて師匠会を開き、新型コロナウイルス感染拡大の影響で初の無観客開催となる同アリーナでの春場所(8日初日)について対応策を説明し、不要不急の外出を控えることなどを要請した。

 力士や行司ら協会員に感染者が出れば、その時点で場所を中止する方針。芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると37・5度以上の発熱があった場合は即時に休場させることを伝えた。

 感染リスクを減らす対策の一環として、力士の移動には公共交通機関を避けることを検討しており、出席者によると、タクシーを利用する案も出たという。


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