大相撲春場所、無観客か中止か 3月1日、臨時理事会で決定

 日本相撲協会は3月1日に大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で臨時理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で実施が不透明な春場所(3月8日初日・エディオンアリーナ大阪)の開催可否を最終決定する。通常開催を断念し、無観客開催か中止に絞って審議する方針。

 29日は協会運営に当たる執行部の親方衆が大阪市内で会合を開いて対応を協議。過去に一般客に非公開となったのは、戦時中の1945年夏場所の例がある。中止は戦争で被災した国技館の修復遅れを理由とした46年夏場所、八百長問題の影響で開催できなかった2011年春場所の2度。


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