2020年2月28日 16:18 | 無料公開
地球の周囲を回る「ミニ月」(中央の点)。赤、青、緑の線は他の星の光跡(ジェミニ天文台など提供・共同)
【ワシントン共同】地球の周囲を回る直径数メートルの小さな物体の画像を捉えたと、米ハワイ島のジェミニ天文台が27日、発表した。観測チームは岩石でできた「ミニ月」の可能性があるとする一方、宇宙ごみなどの人工物かもしれず「特定にはさらにデータが必要だ」としている。
物体は15日に米アリゾナ大のチームが発見。チームのメンバーは、小惑星とみられ、3年ほど前から地球を周回しているようだとツイッターに投稿している。
徐々に遠ざかっており、4月には地球の軌道から離れる見通しという。