2020年2月28日 10:28 | 無料公開
加藤勝信厚労相
加藤勝信厚生労働相は28日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスに感染すると重症化の恐れがある高齢者や持病がある人への対応として、医療機関に行かなくても、普段使っている薬を医師が電話で診療して処方できるようにしたと明らかにした。
政府が25日にまとめた基本方針で、感染拡大防止のため、こうした対応ができる態勢をつくるとしていた。
加藤氏はさらに、感染者の集団(クラスター)を早期発見し、拡大させないための対応策を検討する専門家の「クラスター対策班」から3人を千葉県に派遣したと明らかにした。県知事からの要請に応じた。北海道にも既に派遣している。