コウノトリ5年連続産卵か 徳島・鳴門市の同一ペア

 徳島県や同県鳴門市などでつくるコウノトリ定着推進連絡協議会は27日、同市で国の特別天然記念物コウノトリが今年初めて産卵したとみられると発表した。同一のペアによる5年連続の産卵で、巣はこれまでと同じ電柱の上。昨年はヒナ3羽が誕生し、巣立った。

 協議会はペアが巣に伏せている時間などを調査。兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)などと協議し、23〜26日の間に最初の卵を産んだと推定した。順調に育てば例年通り3月末〜4月上旬にふ化するとみられる。

 徳島県では2016年に初めて産卵を確認。


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