大相撲は無観客、中止想定し準備 開催可否検討の春場所

 新型コロナウイルスの感染拡大で、開催可否が検討されている大相撲春場所(3月8日初日・エディオンアリーナ大阪)について、準備を進める先発事務所は27日、無観客開催、中止になることも想定し、払い戻し対応などの準備を行っていることを明らかにした。会場の設営作業は継続して進められている。

 日本相撲協会は26日にスポーツ庁からスポーツイベントの中止、延期、規模縮小を要請する文書を受け取っており、同協会幹部は27日、春場所の通常開催は困難な状況との見通しを示した。3月1日に臨時理事会を開き、通常開催、無観客開催、中止を選択肢に最終決定する。


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