西友、店内栽培のレタスを販売 空きスペース活用し鮮度保持

西友上福岡店の店舗内に開設されたレタス栽培の植物工場=26日、埼玉県ふじみ野市

 西友は26日、埼玉県内の店舗3階にレタス栽培の植物工場を開設し、店頭での販売を始めた。工場内で毎日収穫し、鮮度を保ったまま地下1階の野菜売り場に運べるのが特徴だ。空きスペースの活用につなげる狙いもあり、天候に左右されない無農薬の水耕栽培で“店産店消”に取り組む。

 レタス工場を設置したのは西友上福岡店(同県ふじみ野市)3階の約150平方メートルの区画で、2018年から空いたままだった。壁で囲われた状態で、同じフロアには屋内遊園地やフィットネスジムが入る。

 1日240株を収穫でき、栽培したレタスは近隣4店舗にも供給する。


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