駅員感染、2日前把握も公表せず JR東日本、相模原駅勤務

 JR東日本は24日、相模原市で22日に新型コロナウイルスへの感染が確認された50代の男性は、横浜線相模原駅(相模原市)で勤務するグループ会社の社員だと明らかにした。

 同社は22日に感染を把握したが、公表が24日になったことに関し「自治体が公衆衛生上の必要性とプライバシーのバランスを考慮して公表するものだと判断した。事業者としては差し控えていた。公共性に鑑みて公表を決めた」と説明した。市は22日、男性を含む家族4人の感染を公表した。

 JR東によると、男性は、主に相模原駅の事務室で事務作業を担当しており、接客業務には当たっていないという。


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