自民、20年の運動方針を決定 「衆院選へ常在戦場」、改憲も

 自民党は21日の総務会で2020年運動方針案を了承した。次期衆院選へ「常在戦場を改めて肝に銘じる必要がある」と明記し、選挙準備を加速するよう党員に呼び掛けた。党是とする憲法改正では、改憲案の国会発議に決意を表明。来年9月の安倍晋三首相の総裁任期満了を見据え、改憲論議の前進を図る。

 党大会に代わる両院議員総会で来月採択する。党大会は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月の開催を延期した。

 運動方針案は、衆院議員任期が残り2年を切ったと指摘。年内にも取り沙汰される衆院選について「いかなる状況下でも必ず勝たねばならない」として、活動強化を求めた。


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