卒業・入学式を中止、感染拡大で 大分県の立命館アジア太平洋大

 大分県別府市の立命館アジア太平洋大(APU)は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月の卒業式と4月の入学式を中止すると発表した。留学生を含め学生の9割以上が県外から集まり、濃厚接触の可能性が高い式典のリスクを考え判断したという。

 APUによると、卒業式は3月13日に開催し、留学生229人を含む669人の卒業生らが参加する予定だった。卒業証書は郵送し、秋以降に代替の式典を開くことを検討している。

 入学式は4月1日に開催予定だった。新入生全員に、大学に来る前の2週間の渡航歴や体温の記録提出を求める。

 3月予定の一般入試とAO入試は予定通り実施する。


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