2020年2月18日 21:17 | 無料公開
第61期王位戦挑戦者決定リーグ白組で羽生善治九段(左)を破り、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段=18日午後、東京都渋谷区の将棋会館
将棋の第61期王位戦挑戦者決定リーグ白組は18日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、高校生プロの藤井聡太七段(17)が羽生善治九段(49)を破り、初戦を白星で飾った。両者は昨年10月の王将戦以来の対局で、藤井七段が公式戦3戦全勝とした。
対局後、初挑戦を狙う藤井七段は「羽生さんとの対局を楽しみにしていた。集中して指せた」、タイトル通算100期を目指す羽生九段は「途中から厳しい展開になった。気持ちを新たに頑張りたい」と話した。
王位戦リーグ戦は12人が紅白に分かれて戦い、優勝者同士で挑戦者決定戦を行う。