クルーズ船客19〜21日下船へ 陰性確認後、厚労相見通し

閣議後に記者会見する加藤厚労相=18日午前、厚労省

 新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)を巡り、加藤勝信厚生労働相は18日の閣議後記者会見で、横浜港に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客でウイルス検査で陰性となった人は、19日から下船できるとの見通しを改めて示した。下船は21日までを想定し、下船後は日常生活に戻れるとしている。既に全乗客の検体採取を終えた。

 感染者と同室だった乗客は、検査が陰性でも健康状態の観察が必要なため、下船が遅くなる可能性がある。乗員も全員に検査し、陰性なら下船を認める。実際に下りるかどうかは運行会社との調整が必要となる。乗客、乗員とも陽性の場合は入院する。


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