囲碁、鈴木歩が女流棋聖を初獲得 18歳上野は一冠に後退

鈴木歩新女流棋聖

 囲碁の第23期ドコモ杯女流棋聖戦3番勝負の第3局は10日、東京都千代田区で打たれ、挑戦者の鈴木歩七段(36)が285手で上野愛咲美女流棋聖(18)に黒番3目半勝ちし、対戦成績2勝1敗で初の女流棋聖を獲得した。上野前女流棋聖は女流本因坊の一冠に後退した。

 鈴木新女流棋聖は東京都出身で、2001年にプロ入りした。トーナメント棋戦の女流プロ最強戦で2度優勝した実績があるが、挑戦手合制では今回が初優勝となる。日本棋院東京本院所属。夫は林漢傑八段。


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