情報収集衛星を打ち上げ、種子島 三菱重工とJAXA、地上撮影へ

情報収集衛星「光学7号機」を載せ、打ち上げられるH2Aロケット41号機=9日午前10時34分、鹿児島県の種子島宇宙センター

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日午前、政府の情報収集衛星「光学7号機」を載せたH2Aロケット41号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。

 H2Aロケットの打ち上げは35回連続で成功。成功率は97・5%を超えた。

 情報収集衛星は宇宙から地上を監視する事実上の偵察衛星で、「光学7号機」はデジタルカメラのような仕組みで撮影する。北朝鮮のミサイル発射施設の動向把握などに使われるとされる。光学7号機は2015年に打ち上げた同5号機の後継機。


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