2020年2月8日 09:29 | 無料公開
海の生態系破壊の防止などを訴えデモ行進する高校生ら=7日、ベルギー・ブリュッセル(共同)
【ブリュッセル共同】海洋のプラスチック汚染や地球温暖化による海の生態系破壊の防止などを訴える高校生らのデモが7日、ベルギー・ブリュッセルで行われ、千人以上が参加した。高校生らの祖父母世代も多数合流し、「ウミガメを救え」「今すぐ行動を」などと訴えて行進した。
授業をボイコットして街に出る同国の若者のデモは、スウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさん(17)に触発され、昨年来繰り返されてきた。今回は初めて海洋問題を中心テーマに据えた。
先頭を歩いた96歳の男性は「5人のひ孫のために」などと書いたプラカードを胸に掛けた。