2020年2月6日 14:48 | 無料公開
三菱重工業は6日、設備のトラブルで延期されていた政府の情報収集衛星「光学7号機」を、9日午前に鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット41号機で打ち上げると発表した。
1月28日に打ち上げる予定だったが、機体に窒素ガスを送る配管に穴が開いているのが直前に見つかり、延期となっていた。配管の腐食が原因で、三菱重工は修理と点検を終えたとしている。
情報収集衛星は宇宙から地上を監視する事実上の偵察衛星で、北朝鮮の軍事施設を監視する役割などがある。光学7号機は2015年に打ち上げた同5号機の後継機。