情報収集衛星、9日に打ち上げ 設備配管の穴を修理

 三菱重工業は6日、設備のトラブルで延期されていた政府の情報収集衛星「光学7号機」を、9日午前に鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット41号機で打ち上げると発表した。

 1月28日に打ち上げる予定だったが、機体に窒素ガスを送る配管に穴が開いているのが直前に見つかり、延期となっていた。配管の腐食が原因で、三菱重工は修理と点検を終えたとしている。

 情報収集衛星は宇宙から地上を監視する事実上の偵察衛星で、北朝鮮の軍事施設を監視する役割などがある。光学7号機は2015年に打ち上げた同5号機の後継機。


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