2020年2月5日 18:46 | 無料公開
内閣府沖縄総合事務局は5日、火災で正殿などが焼失した首里城(那覇市)の復元に向け「彩色・彫刻」をテーマとしたワーキンググループ(WG)の第1回会合を那覇市で開催した。事業者へのヒアリングに基づき、彫刻などを手掛ける職人と塗装の材料は確保が可能との見通しを示した。
会合で沖縄総合事務局は職人の確保と材料調達の見込みに関し、1992年の沖縄復帰20周年を記念して主要施設を復元した際の状況との比較を報告した。
木彫刻師について「国内と国外で必要な職人数を確保可能だ」とし、石材職人については県内で確保できると判断。漆は、前回と同様に中国産を使う方向性を確認した。