チャーター便、ターミナル別棟に バスと救急車、羽田空港へ集結

邦人を乗せた日本政府のチャーター機が到着した羽田空港を出発する救急車両=29日午前10時16分

 中国・武漢の滞在邦人206人を乗せたチャーター機ボーイング767が29日午前8時40分すぎ、羽田空港のC滑走路に着陸した。白と青の全日空の機体は他の旅客機が絶え間なく発着する中、ターミナル本体から離れた場所にある「サテライト」の前へ。停止すると、待機していた大型バスや救急車が次々に近づいていった。

 羽田には早朝から7台の大型バスや約20台の救急車両が空港内に集結。報道関係者も100人以上集まり、ものものしい雰囲気に。

 普段は一般の旅客機の乗り降りに使われるサテライト。この日は閉鎖され、関係者だけが出入りした。帰国者はバスで医療機関に運ばれるとみられる。


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