大関豪栄道の引退発表 関脇転落決定、後進指導へ

豪栄道

 日本相撲協会は28日、大関豪栄道(33)=本名沢井豪太郎、大阪府出身、境川部屋=の現役引退と年寄「武隈」の襲名を発表した。引退会見は29日に行う予定。今後は境川部屋付きの武隈親方として後進を指導する。かど番の初場所で負け越し、関脇転落が決まっていた。大関のまま引退するのは2011年名古屋場所の魁皇以来。

 埼玉栄高で高校横綱に輝き、05年初場所で初土俵。右四つ、寄りを得意とし、07年秋場所で新入幕を果たした。14年秋場所で新大関となり、16年秋場所で全勝優勝。大関在位は史上10位の33場所だった。通算成績は696勝493敗66休。


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