NY株続落、170ドル安 肺炎懸念、2万9千ドル割れ

ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=24日(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日続落した。前日比170・36ドル安の2万8989・73ドルとなり、2万9000ドルを割り込んで取引を終えた。新型コロナウイルスの感染による肺炎拡大への懸念から売りが優勢となった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も87・57ポイント安の9314・91と下げが目立った。ニューヨーク原油先物相場は指標の米国産標準油種(WTI)の3月渡しが約3カ月ぶりの安値水準をつけた。

 米国で2人目のウイルス感染者が確認され、リスク回避のための売りが加速。ダウ平均の下げ幅は一時300ドルを超えた。


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