元幕内の荒鷲が引退 金星三つ、21場所在位

荒鷲

 日本相撲協会は大相撲初場所13日目の24日、元幕内で西幕下48枚目の荒鷲(33)=本名エレヘバヤル・ドゥルゴーン、モンゴル出身、峰崎部屋=の現役引退を発表した。

 荒鷲は2002年九州場所で荒磯部屋から初土俵を踏んだ。その後花籠部屋を経て12年に峰崎部屋に転籍し、14年夏場所で新入幕。17年初場所で白鵬と鶴竜を破るなど、金星は計三つ。粘り強い四つ相撲を武器に幕内在位は21場所で、最高位は東前頭2枚目だった。

 左膝のけがなどで番付を下げ、19年秋場所で幕下に転落。同年九州場所から全休を続けていた。


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