元広島、北別府学氏が白血病公表 通算213勝、12年に野球殿堂

北別府学氏

 プロ野球広島のエースとして通算213勝を挙げ2012年に野球殿堂入りした北別府学氏(62)が20日、自身のブログで成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表した。21日に広島県内の病院に入院し、化学療法を経て骨髄移植を受ける予定。「解説者としてカープの日本一を見届けるために必ずや復活します。孫にも野球を教えなければなりません」などとつづった。

 同氏が所属する芸能事務所ホリプロによると、2年前の検査で白血病と診断された。定期検診で経過観察を続け、昨年11月の検診から数値が上がってきたため、医師と相談して入院することになったという。鹿児島県出身。


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