神戸製鋼工場で作業員死亡、兵庫 鉄板落下、50代男性か

 18日午後11時5分ごろ、兵庫県加古川市金沢町の神戸製鋼所加古川製鉄所の工場内で、クレーンでつり上げていた鉄板が落下し、50代とみられる男性作業員に衝突した。男性は病院に運ばれたが、死亡が確認された。

 加古川署によると、鉄板は縦約1メートル、横約2・6メートル、厚さ約10センチで、重さは百数十キロとみられる。高さ約22・5メートルから落ち、地面で跳ね返って作業員に当たった。クレーンの固定状況に問題がなかったか調べる。

 男性は他の作業員と4人一組で新しい製鉄ラインを造るための足場を組む作業をしていた。クレーンの操作などは他の作業員が担当していたという。


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