宮崎空港に大根やぐら 冬の風物詩、17日まで

宮崎空港で展示されている大根やぐら=11日午前

 宮崎の冬の風物詩、巨大なやぐらにたくあん用の大根を干した「大根やぐら」が11日、宮崎空港(宮崎市)にお目見えした。宮崎県は加工用大根の生産量が日本一で、大根やぐらの日本農業遺産認定を目指す宮崎市や地元農家らが企画した。昨年に続き2回目の展示で、17日まで。

 一大産地の宮崎市田野町では冬場、山から吹き下ろす冷たい風に大根をさらすため、高さと幅が約6メートル、長さ約40〜50メートルの竹製やぐらが立ち並ぶ。今月末までライトアップも行われている。

 空港のやぐらは1階広場に展示。本物とレプリカの大根計約1500本がずらりとつるされている。


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